パートと正社員で異なる社会保険料控除後の給料

介護職の仕事に就こうと考えた場合、どういった条件で仕事をしたいのかということを明確にしてから仕事を探すことが大切である。具体的には、パートで扶養内勤務を希望するのか、正社員で仕事をしたいのか、夜勤はできるのかなどが挙げられる。
正社員で仕事をする場合、週5日勤務、1日8時間労働、1時間の休憩と決まっていることが多い。介護施設の施設形態によっては早番や日勤、遅番、夜勤のローテーションを組んで働くという形態もある。
残業があるなら月給制で基本給プラス残業代がつき、夜勤をすれば夜勤手当がつく。会社ごとのルールにのっとって、賞与や昇給もある。

一方で、介護のパート求人は増加傾向にある。パート勤務の場合、お給料は時給制だ。有資格者か無資格者か、時間帯、曜日によって時給や仕事内容が変わる。働く時間帯は、平日だけといった働き方であったり、土日だけ、夜勤専従など柔軟な働き方ができる。賞与や昇格には期待できないところも多い。
パート勤務の場合、年収が106万円を超えた場合は自動的に社会保険に入ることになる。社会保険への加入を希望しない場合、年収106万円を超えないよう勤務時間の調整が必要である。
パートと正社員の異なる点は、同じ社会保険でも時給制のパートの方が休んだ場合の手取り額が減ってしまう点である。年収に応じて社会保険の控除額は決まり、年収の多い正社員の方が控除額が多い傾向だが、正社員は月々の収入が一定というメリットがある。一方でパートは勤務時間分だけが給与になるため、勤務が少なかった月でも一定の金額が控除されることになる。